

加齢やケガ、病気、ストレスなどで変形や痛みが出る
関節は、骨と骨が靱帯や腱、筋肉などでつながっている部分です。多くの関節は、曲げたり回したりできる構造になっています。関節がスムーズに動くことによって、私たちは体をうまく動かすことができるわけです。
肩や股関節では、上腕骨や大腿骨の先が丸くなり、それが受け皿にはまるような構造になっていて、いろいろな方向に動かしやすくなっています。一方、指やひじなどは一方向に曲がるようにできています。
関節を構成する骨の表面は、関節軟骨と呼ばれる軟骨に覆われており、骨同士が直接当たらないようになっています。また、関節全体が滑膜という膜に覆われており、滑膜から分泌される関節液が潤滑油として働いて、関節の動きをよくしています。関節液の主成分はヒアルロン酸で、関節内の力のかかる部分に集まり、関節軟骨同士のすき間を広げる役割があります。
ところが、何らかの理由で関節に不具合が起こると、痛みや腫れが出たり、関節が硬くなったりして、関節の動きが悪くなり、体の動きも制限されます。
慢性の関節の変形や痛みは、加齢やケガ、病気が原因となって、ゆっくり進行します。慢性の関節の痛みが起こる代表的なものとしては、ひじ、指、股関節、膝、足に起こりやすい変形性関節症、指や肩、膝などに起こりやすい関節リウマチが挙げられます。
野球肩や野球ひじ・テニスひじのように、スポーツで長く同じ動きを繰り返した結果起こるスポーツ障害、建設や工芸のような職業で同じ動作を繰り返すために関節に痛みや変形が出るケースもあります。
関節の痛みには、精神的なストレス、関節を動かす筋肉の不調なども関係することがあります。
顎関節症であれば、歯のかみ合わせ、口を大きく開けたことなどが影響しているかもしれません。
腰痛や五十肩なども慢性の関節の病気・症状のひとつです。
腰痛については、
『e-smile』vol. 9 「体操やストレッチ、日常の姿勢のチェックでふだんから予防しておきたい腰痛」
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『e-smile』vol. 19 「ちょっとした工夫と体操で予防・解消 肩こり」
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